2017年3月11日(土) 15時04分48秒 [ハードウェア ]
長年、CASIO製の腕時計を愛用しています。
いま使っているのは2005年製です。ほぼ毎日腕に付けて外出していますし、電池交換もバンド交換もなんどか経ているので、本体は結構傷だらけです。(^_^;)
ここ数ヶ月ほど、バッテリ僅少を示す「BATT」の文字が液晶に表示されていたんですが、先月末頃に完全に消えて電池切れになりました。
これまで、腕時計の電池交換が必要になったときは、ヨドバシ梅田の時計修理コーナーに持ち込んでいました。だいたい40分くらい待つだけで良く、ポイントで1,400円くらい払えば済むのでお手軽でした。
今回もヨドバシに持ち込んでも良かったんですが、寄るのが面倒だったのでもうちょっと楽な方法はないかなー? と探したところ、メーカーのCASIOサイト上で、電池交換を申し込めることを発見しました。
■修理お申込み(WEB修理受付サービス) @CASIO
(via カシオホーム - お客様サポート - 時計 - お申込み先(電池交換・修理) )
腕時計の型番などを入力して調べると、復路の送料込みで1,000円だけで交換してもらえることが分かりました。
ウェブ上で申し込んで番号を発行してもらい、必要情報が記載されたウェブページを印刷して、腕時計とその紙を同梱して修理センターへ送れば良いだけです。返却されるまでに日数がかかりますが、自らはどこへも出向く必要もなく(ポストに投函しに行く必要はありますが^^;)、時間を潰す必要もないので、楽です。しかも、安めですし。
というわけで、使ってみることにしました。
ウェブ上で申し込んで、印刷して、送って、支払って、返却を待つだけ
CASIOのWEB修理受付サービスは、だいたい以下のような流れだと説明されていました。
WEB修理受付サービス にアクセス。
腕時計の型番などを入力して、修理料金を確認。(私の場合は税抜き1,000円でした。)
メールアドレスを登録して、送られてくるメールアドレスに書かれたURLにアクセス。
住所とかの必要情報を入力して、ブラウザ上に表示される修理依頼票を印刷。
腕時計そのものと、印刷した修理依頼票とを同梱して、修理センターへ送付。
(待つ)
修理が終わったら連絡が来るので、ネット上で料金をクレジット決済。
CASIOから修理完了品が宅配便で返送されてくるので受け取り。
トータルの日数では、私の場合は10日ほどかかりました。
(急ぐなら量販店の時計コーナーに持ち込んだ方が良いと思いますが。最近は、時刻を確認できるデバイスが増えたので、腕時計って絶対に必須というわけでもないんですよね。^^; まあ、腕で時刻を確認できる方が、iPod touchとかを鞄から出すよりは手早く確認できるので便利です。でも、ないならないで、大きく困るほどではありません。なので、10日くらいなら待ってもいいかな、と思って送りました。)
腕時計の修理センターへの送付にはスマートレターを使ってみた
腕時計と修理依頼票の送付には、郵便局のスマートレター(180円)を使いました。写真のように、腕時計を入れるにはちょうど良いサイズでしたので。Amazonの小型緩衝材封筒がちょうど良い感じだったので、それに腕時計を包んで、スマートレターに入れて発送しました。
「紛失事故を防ぐために、修理センターへは記録の残る方法で送付するように」という注釈も書いてはあったんですが。(^_^;) まあ、そこは郵便局を信じて。
CASIOサイト上で修理依頼票を作って印刷したのが、月曜日です。
スマートレターに入れてポストに投函したのが、火曜日です。
そこから2日後の木曜日に、CASIOから受け付けたとのメールが届きました。
そのメールに書かれた受付番号と自分のメールアドレスを使ってログインすることで、ウェブ上で進捗状況を確認できるようになっていて便利でした。
未修理返却するとの連絡が届いた
受付から4日後の翌月曜日に「弊社にて点検/診断の結果、修理作業の前にお客様へのご確認が必要となりました」というメールが届きました。早速ログインして内容を確認してみると、「防水性能に不具合があるため未修理返却させて頂きます」という感じの内容が書かれていました。(^_^;;;
私が望んでいるのは電池交換であって、防水性能はなくて構わないんですけども。
そこに書かれている文面は(選択の余地なく)未修理状態で返却するという意味に取れました。
そこで、ウェブ上の回答ボタンの傍にあった問い合わせフォームから、「防水機能はなくていいから電池だけ交換して欲しいんだけども」というような感じの文面を送ってみました。
すると翌日に、「今後の動作保証はないことをご了承いただけましたら、電池交換のみを実施してご返却させていただきます」という感じの返信がメールで届きました。
そのようにして下さいとお願いして一安心です。
あとはウェブ上から支払いを済ませて返送されるのを待つだけかなー、と思っていたのですが。
支払いを求める連絡が一向に届きません。
その後、「WEB修理受付サービス 修理完了/出荷のご案内」というメールが届きました。
既に私の腕時計は修理センターから発送されているとのこと。
進捗状況をウェブで確認してみると、各ステップのうち「クレジット決済」項目だけが空欄になって飛ばされた状態で、「出荷」項目に日付が入っていました。^^;
改めてウェブ上の説明を確認してみると、クレジット決済以外に代金引換での支払いもできるようなことが書かれていました。(ただ、手数料が高めでしたが。)
なので、もしかしたらイレギュラーな対応だったために、クレジット決済を飛ばして代金引換で発送されたんだろうか? と思って、一応念のために現金を用意して待っていました。
無料で電池交換だけされて返却された
腕時計は、下の写真みたいな緩衝材を使いまくったすごく厳重な梱包で、佐川急便経由で返送されてきました。
写真中央に見えるCASIOロゴの入った白い箱に私の腕時計が入っていて、その箱が袋やら緩衝材やらに包まれて茶色の箱に入って届きました。
そして、受け取り時の支払いは……、ありませんでした。^^;
もしかして修理センター内の連絡ミスで、結局電池も交換しないまま返却されたんじゃないか? とも思ったんですが、箱を開けてみたらちゃんと電池交換された私の腕時計が入っていました。日時も正しく設定されています。
完全に無料でした。
同梱されていた書面には「部品入手が困難なため、未修理返却させて頂きます」の文面(黄色矢印の先)と、「修理代金¥0」の印字(緑色矢印の先)がありました。
CASIO修理センター側としては、「防水性能を維持する修理ができなかった」という扱いなのだと思いますが、そもそも私が最初に依頼したのは単に「電池交換」だけです。
CASIO側には、交換する電池、担当者の人件費、返送する宅配便送料の3点が少なくとも費用として掛かっているハズなんですが。(^_^;;;
その後、今日まで特に請求の連絡もありません。(まあ、書類に0円と書いてありますから、0円で処理されたんでしょうけども。^^;)
私の費用負担は結局、最初に腕時計を修理センターへ送付した郵送費(スマートレター)の180円だけでした!
なぜ無料だったんだろうか……。(^_^;;;