2020年5月20日(水) 10時40分12秒 [健康 ]
まさか腹痛で入院する日が来るとは思ってもみなかった
3月の中旬に2週間ほど腸の問題で緊急入院していました。
病院では24時間点滴&絶食というのが1週間続き、その後は液体だけの摂取から始まって流動食になって……とステップアップして腸を慣らすのに1週間。計2週間もの入院が必須とは。驚きでした。
以下はその話。
目次:
小腸で通過障害を来すと、刺すような耐え難い腹痛が起きるのだと知った
朝5時に、刺すような腹痛(臍下あたり)で目が覚めました。寝ていたのに腹痛で目が覚める経験は、記憶にある限りでは他にありません。
痛みは次第に増してきて激痛になり、朝までずっと唸り続ける羽目になりました。(唸って声を出している間だけは、ほんの微かに腹痛がマシになるので。)
そのうち回復すると信じて8時頃まで唸っていたのですけども全然回復しないので病院へ行きましたら、レントゲンとCTを撮った結果「小腸に異常がある」と言われて入院になりました。
医師の話によると、小腸という消化器官には本来なら何も留まらないはずなんですけども、レントゲンやCTの結果を見るとガスとか何かいろいろ滞留しているようでした。
小腸の中にモノが滞留すると、突き刺すような激痛になる んですね……。体験して初めて知りました……。
こうなる原因は何なのか質問してみたのですが、「考えられる要因は数百以上あるので原因の特定は無理だろう」との回答でした。
原因が何であれ対処方法は同じで、しばらく絶食にして点滴だけで栄養を取って、腸を休ませるしかないとのこと。
▼日本語では腸閉塞だが、詰まらないタイプの腸閉塞もある
病名は腸閉塞(イレウス)です。
腸閉塞というと「閉塞」という名称から詰まっているように思えますが、腸閉塞には「詰まる腸閉塞」と「詰まらないタイプの腸閉塞(=麻痺性腸閉塞)」もあるのだそうです。
詰まる腸閉塞 : 外科的な措置が必要。水も飲めない。
詰まらない腸閉塞 : 外科的な措置は不要。水は飲める。
主治医の先生の話によると、私の症状は『詰まらない腸閉塞』(=麻痺性腸閉塞)だとのこと。
腸は通ってはいるので閉塞 ではないが、腸の機能が低下しているので内容物が腸で渋滞を起こしているために、小腸内の物が大腸に移動できずに腹痛を起こしたのだと。
そんなことがあるんですねえ……。
腸閉塞(ちょうへいそく)という病名自体は耳にしたことはありましたけども、小腸の機能低下によって通過障害を来す というパターンもあるのだとは知りませんでした。
▼絶食にして腸を休ませる以外に治療方法はない
治療方法は、とにかく絶食にして腸を休ませる以外にないのだそうで、入院後1週間は点滴だけで栄養を補給し、完全に絶食でした。
ただ、腸は通ってはいるので水分補給は自由にして構わないとのことだったので、水とお茶だけは飲んでいましたが。
500mlの点滴を6時間かけて入れるのを連続4回で24時間。
透明の点滴と黄色の点液を交互に入れられていましたけども、成分はどちらも似ていました。水と塩とブドウ糖とカリウムとか。
ただ、栄養はこれで摂取できるものの、水分は足りないので、水は適宜自力で飲むように、との話でした。
しかし、栄養は点滴で補給されるとはいえ、胃には何もないので、お腹は減るんですよね。(^_^;)
近隣の患者さんがポリポリ食べているお菓子とか、朝食のトーストとかを見ると特に。でも食べられません。(´・ω・`)
▼麻痺性腸閉塞(詰まらない腸閉塞)での入院は2週間が基本らしい
入院当初は、「早く治れば早く退院できるのかな」と考えていたのですが、どうやらそういうわけにはいかないようで、概ね2週間の入院はほぼ必須 という感じのようでした。
最初の1週間は絶食(点滴での栄養補給で腸を休ませる)。
次の1週間は流動食を最小限から少しずつ増やして腸を慣れさせる。
というわけで。
一度、麻痺性腸閉塞(詰まらない腸閉塞)だと診断されたら、2週間の入院は覚悟せねばならないようです。
腹痛は初日でほぼ治まったので、入院中はかなり暇でした。タブレットで電子書籍を読んでいるくらいしかすることがないので。(とはいえ、ずっと腹痛を感じているよりは暇な方がずっとマシではあります。)
▼病棟は新型コロナウイルス厳戒態勢
まさか腹痛から2週間も入院することになるとは思ってもみませんでしたけども、時期も悪いですよね。まさかこんな、国中で感染症警戒態勢になっている時期に病院に留められるとは!
私が入院した病院も、院内は新型コロナウイルス厳戒態勢だったので、病室には親族すらも入れませんでした。
着替え等の荷物は、一旦ナースステーションで看護師さんが受け取って、看護師さんが病室に持ってきてくれるという体制でした。(お見舞い来訪者が常にゼロなので今は病棟が静かだと看護師さんが言っていました。)
▼退院できてもすぐに普通の食事には戻せない
最終的には、無事に(主治医の予想と予定通り)2週間で退院できたわけですが。
ただ、退院できたらその後は普段通りに生活ができるのか、というと、実はそうでもなかったのですけども。
主治医からは「1週間くらいは消化に良い物だけを」と指示されていたのですが、結局は退院後1ヶ月半くらいは消化に良い物だけに限定した食事にしないと、すぐに腹痛(鈍痛)が起きる ような感じでした。腹痛と言っても、緊急入院したときのような刺すような腹痛ではなくて、「なんとなくお腹がずっしり重たくて痛い気がするな」というような鈍痛ですけども。
その辺の話は、この記事の末尾あたりの「退院後も油断禁物。普通に食事をしたら腹痛が……! 」に書いています。
腸閉塞(イレウス)入院中の記録
以下は、入院中につぶやいていた記録などです。(日付のリンク先はTwitterの当該日のつぶやき原文。^^;)
公開用の呟きと、自分メモ用の呟きが混在しているので、「ですます調」と「だ・である調」が混在していますけども、直すのが面倒なのでほぼそのままで。(^_^;)
2020年03月11日(水)
絶食+点滴24時間 :
入院になりました。朝5時に腹痛で目が覚めて耐え難い痛みだったので8時に病院へ。CTの結果、小腸にガスとか何か滞留しているらしい。原因は不明。本来なら小腸には何もないはずなんだとか。朝から今までの点滴で、痛みはずいぶん和らいだ。しばらく絶食で、点滴で栄養を取って腸を休ませるとのこと。
2020年03月12日(木)
絶食+点滴24時間 :
入院2日目。少なくともまだ明日も絶食。点滴の成分からして、水と塩とブドウ糖とカリウムがあったら人は生存可能ということなのか。
2020年03月13日(金)
絶食+点滴24時間 :
入院3日目。レントゲンの結果、「腸内の渋滞はやや改善されつつはあるが、まだ滞留はあるので絶食は継続」とのこと。改善の進捗は主治医の先生曰く「予想したとおりだ」とのことで、月曜日にまたレントゲンで調べる。点滴は片腕が占有されるのでなかなか不便だ。病棟は新型コロナ厳戒態勢で全体が面会謝絶扱いだから親族でも病室には入って来られない状態。入院のタイミングが悪い……。
24時間点滴が刺さっていると上半身は着替えられないという問題に初めて気が付きました。^^;
やや余裕が出てきたので、ベット脇にあるテレビ用のコンセントを外して(自宅から持ってきてもらった)延長コードに差し替えた結果、ベッド周りの電力事情は大幅に改善。とりあえず、モバイルルータ 、iPod touch 、Androidタブレット 、携帯電話のバッテリ残量を気にして節電する必要性は低下させられました。ネット接続 が断たれるといろいろ厳しいので、通信手段は確保できて良かった。とはいえノートPC の充電は出来ないので(ACアダプタや電源コードは自宅に固定してあるので自分が一旦帰宅しない限り外すのは無理なので)、仕事まではできませんけども。ただ、今はネットサーフィンしたいわけでもなく、読書したいわけでもなく、全体的に気力が足りない気はします。
点滴が左腕で良かった。これが右腕だったら、電源確保の配線とか無理だっただろうから。
新型コロナウイルスの兵庫県内での状況がなんたが危なそう。病棟はかなり密閉空間なので、院内に入り込んだらかなり危なそうに思える。
2020年03月14日(土)
絶食+点滴24時間 :
入院4日目、絶食も4日目。お腹がゴロゴロ鳴る。たぶん腸。腸が動いてくれることが必要なので、これは良い兆候なのだと思いたい。お腹が空いた。近所の患者さんがポリポリしているお菓子とか朝食のトーストとか美味そうだなと。
とりあえず、なんか食べたいです。(笑) 主治医の先生によると「今が我慢のし時」とのことで、何か食べられるのはまだ先になりそうです。(´・_・`)
点滴をつなぎ変える時に、点滴のチューブの中に長さ10cmくらいの空気が入っていてギョッとした。小さな気泡が入っていることは時々あるけど、10cmはさすがに「気泡」というレベルではなく、かなり多いのではないかと。(そのまま血管に吸い込まれていった。)
最初に気泡を目撃したときにググって、この程度の分量なら大丈夫だとの説明は読んでいたのですけども、それでも10cmくらいある空気が血管に入っていくのを見ると、ちょっとドキドキします。(笑)
早く退院したいのはもちろんなんだけども、早く点滴を不要にしたい。いま分かってるのは、少なくとも月曜日までは24時間点滴だということ。(´・_・`) 腸が良くなっていれば、絶食も不要になると思っているのだけど。
土曜日は主治医の回診がないのかなと思っていたのだけど、回診あって驚いた。主治医は土曜日も居るのだな。私の症状は「腸閉塞に近い。詰まらない腸閉塞。通ってはいるが機能が低下して渋滞を起こしている」と説明を受けた。次第に改善していっている方向だと解釈。月曜日にレントゲンで腸の様子をまた調べる。
点滴は1袋500mlで54kcal。1袋6時間で1日4袋。熱量はすごく少ないのな。まあ、寝てるだけだからエネルギーは消費していないだろうけど。
チューブの中の空気を抜かずに点滴しないで欲しい。少量なら大丈夫だと分かっていても不安になるから。点滴が終わる頃に必ずナースコールで知らせるようにした方が吉な気がする。
新たな問題が。点滴の針周辺を留めているテープ部分が痒い!
不摂生のツケがこのような形で来るのだなあ。普段から睡眠と食事に気を遣っていれば、このように入院して気苦労に苛まれることもなかっただろうに。と思わずにいられない。普段からこのような事態を避けられるように気を付けておかねばならなかったのだ。
2020年03月15日(日)
絶食+点滴24時間 :
入院5日目。絶食も5日目。口から食物を全く摂取せずに生存できる方法があるのはすごい気がする。点滴1日2ℓ(計280kcal)だけ。近隣の人が夜ボソボソと呟くので歌でも歌っているのかなと思ったらお経を唱えていた。般若心経の部分だけは識別できた。点滴の刺し直しで、位置が手の甲に。自由度が低下。orz
点滴の針って、ずっと刺していると刺した位置の数センチ先が痛くなるのか。初めて知った。点滴の刺し直しで、位置が左手の甲になったのでちょっと自由度が低下したのだけど、右腕にされるよりはマシだろう。絶食5日目、お腹減ったぁー。明日の検査で、何か食べても良いと診断されると良いのだがー。
2020年03月16日(月)
絶食+点滴24時間 :
入院6日目。絶食も6日目。お腹減った。レントゲンの結果、「腸は改善しつつあるがまだ何か写っている」とのことで全快ではなかった。しかし「明日から少しずつ……」と言われて、ようやく食事か!? と思ったら、「まずは重湯を半分の量から」とのこと。重湯ってググったら、要するに液体のこと?orz
飲める液体のバリエーションが、水、お茶の2つから、+重湯の3つになった感じか……。しかも、今日ではなく明日から。(´・_・`)
右腕を掻けるのは左手だけなんよね。当たり前だけど。点滴で片腕の自由度が低下して、初めて気付いたことがいろいろ。昨日に点滴の針を刺し直して手の甲になってしまって不自由度が増したが、点滴がなかなか落ちない問題があってさらに刺し直し。今度はまた腕に戻って自由度が少し回復。今度は右腕に刺されるだろうと覚悟していたが、異なる看護師さんでうまく血管を見つけてくれて、左腕にできた。
点滴を刺し直すタイミングに合わせてシャワーを使えたので、6日ぶりに両腕をフルに活用できた。貴重なタイミングたわった。
一度掻いてしまうと、他の部分も痒くなる。掻くと何らかの物質が体内に生成されて、周辺の部位にも全体的に影響するのだろうか。
看護師さん「お腹減りませんか?」
私「めちゃくちゃ減ってます」
看護師さん「ですよねー(笑)」
という会話を2人の看護師さんとした。男女1人ずつ。
男性の看護師も意外と居るのだな。少なくとも3人は見かけた。まあ、圧倒的に女性が多いけども。昔は男はゼロだったものな。
2020年03月17日(火)
重湯+点滴10時間 :
入院7日目。6日間の絶食を経ての朝食。写真(※)は決して食べた後ではなく、食べる前。(笑) 重湯と、具なし味噌汁と、りんご風味の紙パック栄養補給飲料。林檎っぽい味は微かにするのだけど、無果汁なので林檎は入ってない。亜鉛とかを補給する飲料っぽいことが書いてある。これでも絶食後だと嬉しい。(笑) ※写真は転記していないので、ツイートをご覧下さい。(日付をクリックすると当該ツイートに飛びます。)
点滴の量が減るというのは、点滴している時間が減るという意味でもあった。看護師さんから、今後は夜から朝までは点滴はしないと知らされて理解した。これならたとえ右腕にされても何とかなりそうかもしれない。
入院経過を詳しく毎日ツイートしているのは、単なる現状報告という意味もあるが、あとからブログ記事としてまとめるためでもある。病気関係の記録は、そのうち誰かの役に立つかもしれないから。(単にネタにしたいから、という理由もある。)
24時間の連続点滴だと着替えられないのだが、点滴が1日10時間で済むなら、点滴していない時間帯には着替えられる。
点滴ケーブルのジョイント部分(※三方活栓 と言うらしい)が何かに引っかかって、点滴液が漏れ出し、次には逆流した血液がどばーっと漏れ出して焦った。ベッド脇でジョイントの蓋が外れたのか。すぐさまナースコールで救援を頼んで事なきを得たけども。床に血が飛び散って、すごいスプラッタシーンになっていた。
逆流した血液がこのジョイント部分から漏れ出すのって、たまたま起きていたときに引っかかったことに気付いたから漏れ出した瞬間に発見できたけど、寝ている間に寝返りとかが原因で漏れ出した場合、かなり危ないのでは……。傷とは違って点滴の穴は塞がれないから……。
主治医の先生に点滴はいつまで必要なのか尋ねたところ、「量は調整するがゼロにはならない」との回答。重湯+具なし味噌汁の目的は腸を慣らすためであって栄養補給ではないそうだ。ただ、今後は夜間早朝の点滴はしないとのこと。24時間ではなく10時間程度の点滴で済むなら楽になる。
生理食塩水の製品パッケージは「生食」と略されるのな。「なましょく」と読んでしまいそうだが、読みは「せいしょく」だそうだ。
2020年03月18日(水)
流動食+点滴10時間 :
入院8日目。絶食終了後2日目にして、ようやく固形物が食事に!٩(^‿^)۶ 重湯は三分粥になり、具なしだった味噌汁はナスとネギ入りの味噌汁に。写真右端の黒い物体は海苔。ごはんですよ的な。右上の白い個体がわからん。林檎っぽくはなかったけど。杏仁豆腐に入っていそうな感じの食感だった。何だろ?
林檎ではないなと思った次の瞬間にパイナップルかなとも思ったんですが、パイナップルにしては水っぽさがないので違う気がしました。^^;
点滴に書かれている「たんみ」は名前ではなかった。点滴を用意した看護師さんの名前が「たんみ」なのかと思ったらそうではなく、点滴液に何も薬剤を付与しない「単味」の意味だった。ちなみに「単味」は大辞林にも掲載されている単語だった。
体格の大きい看護師さんだけ異なる制服を着ているなあ、と思ったのだけど2人目を見て気付いた。体格が大きいのではなくて、妊娠しているのだ。妊婦さんをこんな至近距離で目撃することがないので気付くのが遅れた。あのお腹の大きさは、体格の問題ではなかった。あんなにお腹が大きくなっても看護師として仕事せねばならんとは大変だ。
シャワーを浴びている間にシーツや掛け布団が新しくなっていた。いま入院後1週間なので、週1で交換する方針なのだろうか。
Twitterは飯テロが多いのでお腹が減る。もっとも、入院食の写真をせっせと流している人間が言うことでもない気もするが。(^_^;)
入院8日目の昼食と夕食 。今日からようやく食事に固形物が出るようになったばかりなのだから昨日と同様に3食とも同じかと思ったらそうではなかった。これだけ食べて良いならもう点滴は要らないんじゃ……? 昼の三分粥(1枚目の写真奥)と違い、夜の三分粥(2枚目の写真手前)には卵が少量だけ入っていた。
2020年03月19日(木)
流動食+点滴10時間 :
入院9日目。レントゲンの結果、小腸は改善していて、ようやく普通な感じに回復してきたとの診断。しかし退院はまだで「油断しないように」と。(´・_・`) 明日からは普通のお粥にするそうだ。ただ量は半分のまま。それを聞いて、今までの食事量はすべて半分だったのだと知った。^^; 写真は朝→昼→夕食
小腸のレントゲン結果は改善していて、ようやく普通っぽい感じだとのこと。しかし退院できるわけではなく「油断せんように」とのお言葉。月曜日のレントゲン結果で退院日を言えるだろうとのこと。いつだー。
点滴は土曜日から1本に減らすと。ただ、水分量は足りないので自分で体の欲する限り適宜補給してほしいとのこと。
病棟の廊下でずいぶん大きな声で会話しているおばさんが居るな……と思っていたら、最後のピピーピピーという音で気がついた。廊下の公衆電話で喋っていたのだ。電話だと声が大きくなる人はよく居る。ピピーピピーは、テレホンカードが返却された音。
点滴の針が抜かれて、久々に自由の身になった。明日の朝、次の点滴を始めるまでだけど。点滴の針を刺して4日目なので、次は刺し直しになる。そのタイミングに合わせて、明日の朝にシャワーを浴びておきたい。10時ごろから使えるらしいので。
2020年03月20日(金)
流動食+点滴10時間 :
入院10日目。分量が「半分」だというのがよく分かる朝食(1枚目の写真)。バナナが半分だ。(^_^;) 今日が祝日でなければ主治医の診察があって明日はさらに先へ進んだメニューになっただろうに、今日は祝日で回診なしなので、明日も同じ分量だそうだ……。タイミングがよろしくない。今日も10時間点滴。
看護師さんは皆さん私には敬語で話してくださる。もちろん私も看護師さんには敬語で話す。私よりも遥かに年上な老人患者さんらには看護師さんはタメ口で話すのが若干もにょるのだが、しかしその老人患者らも看護師さんへはタメ口なようなのでまあ良いのか。(皆がそうとは限らなさそうな気がするが、詳しくは観察していないので知らない。)
2020年03月21日(土)
流動食+点滴5時間 :
入院11日目。点滴は昼間に5時間(1本)だけで良くなった。食事量は昨日と同じ。今日は回診があったのだけど、明日から食事量が変わるのかどうか尋ねるのを忘れた。主治医も何も言わなかった。朝食(1枚目の写真)は構成が少ないような気が。昨日の半分バナナの残りがあったらちょうど良さそうな。(笑)
明日は日曜日なので主治医が居ないから、明日も今日と同じメニューになる。あとは経過を見るだけなのだから、主治医の存在に関係なく進めてくれたら良いのになあ。^^; レントゲンの確認が入るタイミングなら仕方がないけど。
デマによるトイレットペーパー買い占め問題の直後あたりに入院したけども、病院にはちゃんと紙があって良かった。トイレットペーパーもペーパータオル もちゃんとあった。マスクは在庫が乏しそうな掲示はあったけど。
女性の若い看護師さんらがみな同じ指輪をしているっぽいことに気がついた。大変だなあ。
2020年03月22日(日)
流動食+点滴5時間 :
入院12日目。写真は朝食→昼食→夕食→点滴。組み合わせがよく分からない朝食だった。^^; 食事のバリエーションも出尽くした感じだしさっさと退院したい。明日(月曜日)のレントゲン結果で退院の日程を決めるとの話。もう即日退院で良いのだがー。3月末までに仕上げないといけない仕事もあるし。
主食がパンだったと考えれば納得の構成。流動食指定なため、パンの代わりにお粥が出されたのだ。パン食べたい……。
2020年03月23日(月)
流動食+点滴5時間 :
入院13日目。明日退院!(((o(*゚▽゚*)o))) 明日退院!・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 明日退院!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* ようやく退院できることになりました。長かった。突然の腹痛から2週間も入院とは。写真は朝食→昼食→夕食→自販機から出てきたピカピカの十円玉。
2020年03月24日(火)
退院! :
入院14日目にしてようやく退院! 最後の朝食は普通食かなと思ったらそうではなく、昨日までと同様にお粥だった。退院しても1週間くらいは消化しやすい食事にするようにとの話。病院食では腸への刺激を抑えるためにあえて食物繊維を少なめにしたが、退院後は1日15〜20gくらい摂るようにとのこと。
というわけで、無事に退院できました。
入院した病院は比較的新しい建物だったからか病棟内はどこも綺麗で良かったです。でないと2週間は耐えられなかったでしょう。
4人部屋だったのですが、常に満員というわけではなく、3~2人だけになることもあったり、入院期間の最後の方はたまたま自分1人だけという実質個室状態になっていたのもありがたかったです。
2週間もほぼベッドの上でだけ過ごしたので、元々乏しい筋肉がさらに退化しているのではないかな……。
入院費用は、約13万円。
14日間の入院費用は、合計12万7,470円でした。
1日あたり9千円強くらい。(4人部屋だったのでベッド代はありません。)
高額療養費制度で多少は返ってくると思いますけども。入院期間がすべて同月内で良かった。高額療養費制度の上限適用は1ヶ月単位ですから。
内訳は、診療負担金114,220円+食事負担金10,120円+その他(保険外)3,130円。
お粥の食事は1万円でしたか……。
絶食後の重湯から朝昼晩と計19回ほど食事があったので、1食あたりだと532円なんですよね。そう考えると別に無茶苦茶高いわけでもないのだな、と思い直しました。^^;
いや、重湯のメニューが532円はさすがに高いと思いますけども。
帰宅してから入院案内を読んでみたら、食事は種類に関係なく1食あたり固定料金だと書いてありました。さすがに絶食期間は加算されていません。(笑)
退院後も油断禁物。普通に食事をしたら腹痛が……!
退院できたのだから治ったのだろう 、と解釈して普段通りの食事をしたら大変なことに なります。
いや、主治医から「1週間は消化しやすいものを」という指示は受けていたので一応は気をつけてはいたのですけども、同時に「食物繊維を少しずつ増やして腸を慣らすように」とも言われていたので、気をつけつつも普通の食事に近づけて良いのだろうと解釈していたのですが、そうではありませんでした。(^_^;;;
2020年03月28日(土)
退院後4日目:
微妙に腹痛がする。へその10cm上あたりを触るとちょっと硬い。ここは小腸なのか胃なのか、何だろう? また何か小腸に滞留しているのか。ちょっと油断して食べ過ぎてしまったか?(よく噛み砕いた上で食べ過ぎないように注意したつもりではあるけど、そういえば水は飲み過ぎた気がする。)
2020年03月30日(月)
退院後6日目:
昨日は水だけで絶食にした。とりあえず鈍痛のような腹痛は治まったのだけども、立った状態で臍上5cm程の周辺を触るとちょっと硬いので何か詰まっているのかな……という気もするのよなー。でも、平常時の腹がどれくらいぶよぶよたったか調べたことがないので、平常時と違うのか同じなのか判断ができない。(´・ω・`)
そもそも最初のイレウス発症の原因が何も分かっていないのもちょっと問題ですよね……。(慢性的な睡眠不足と、深夜の食べ過ぎが原因だったのだろうと推測はしていますが。^^;)
今日もほぼ絶食のような感じだったけども、水とポカリスエット等を補給。20時頃に、ちょっとだけお粥と豆腐を食べてみた。少しだけだけど。無事に消化して小腸を通過してくれると良いのだけど。これで夜中にお腹が痛くなったら再入院ではないか……。さすがにそれは避けたい。また2週間も入院したくないし、新型コロナウイルス厳戒態勢だし。
2020年03月31日(火)
退院後7日目:
朝と昼にフレンチトーストとかスープとかを少し飲食して問題なかったので、夜は準流動食的なものを食べてみた。これで夜中にお腹が痛くならなければ明日はもう少し量を増やしてみられると思うのだけども。分量的に、さすがに再入院を迫られるほどの激痛にはならないと思ってはいる……。
2020年04月01日(水)
退院後8日目:
夕方には、病院での絶食時や先日の自主的な絶食時にも感じたことがないくらいお腹が減ったのだけども、これはもしかしてようやく本当に回復してきたということだろうか。それとも単に食事を中途半端な量に留めていることが原因だろうか。今日も腹痛はなかった。夜はうどん。今夜も問題なければ良いが。
2020年04月02日(木)
退院後9日目:
今日も腹痛はなかった。良かった。ここ最近は夜9時間以上くらい寝ているのも良いのかも知れない。今まで睡眠不足過ぎたのだ。今日の夕食は少し分量を増やしてみた(食事自体は消化に良い内容だけだけども)。今夜も腹痛がなければ、お腹が空かない程度に食べても問題なさそうだと判断できる気がする。
2020年04月04日(土)
退院後11日目:
まだ退院から11日なのか。先週の土曜日にすごく油断して腹痛(鈍痛)が起きてしまったわけだけども、そこから1週間は流動食/軟食系の食事で量を制限してきたためか腹痛は1度もない。今日の夜は若干そこそこ食べてしまった気もするが(ただ食事内容は軟食系)。これで腹痛なければ回復に希望が持てる気が。
2020年04月17日(金)
退院後24日目:
退院から24日。油断による腹痛(鈍痛)から19日。さすがに治っただろうと思って2日間くらいそこそこ普通の食事をしたところ、今朝方に刺すような腹痛が。少しだったので今は大丈夫だけど。まだ治っていなかったのか。orz いま再入院は絶対に避けたい。まだ今後1ヶ月程度は消化に良い食事でないとダメか。
食事の後2~3時間くらい経った頃に、ちょくちょくお腹に鈍痛が起きることがありましたけども、
ここ数週間くらいはそのような症状もなく、大丈夫な気がしています。
ようやく本当に治ったということでしょうかね……?
まだ油断禁物ではあるとは思いますが。
2週間の入院で体重は6kg減少
入院していた2週間で体重は約6kg減った(前半1週間は絶食で後半1週間は分量半分の流動食だったから)のですけども、退院後も腸を保護する目的で分量を抑え気味にしているためか1kgくらい減りました。
なので入院前と比べると7kg減っています。
感染対策でほぼずっと自宅に居ますけども、食べ過ぎなければ太らないのですね。(当たり前ですけども。:笑)
入院直前はそこそこ太り気味だったので、BMI的にはちょうど望ましい感じの体重になっただけとも言えそうです。(笑)
睡眠を良く取って、食事は消化に良い物を。夜中には食べないように。(^_^;)
というわけで、以上、刺すような腹痛から2週間入院した話(詰まらないタイプの麻痺性腸閉塞の治療記録)でした。
気をつけましょう。
何に気をつければ良いのかは自分でも良くは分からないんですけども。
まあ、睡眠を良く取って免疫力を低下させないとかでしょうかね?^^;
たしかに、睡眠は慢性的に不足していましたからね……。
食事は良く噛み砕いて、消化器官に負担を掛けないように。
夕食後から翌日の朝食までは、何も食べないように。(^_^;;;
とりあえず、消化に良いお菓子は、ウェハース 、ボーロ 、カステラ あたりだそうなので、それらを調達して食べていました。(^_^;)