Fumy RSS & Atom Maker Ver 0.85β
オンラインヘルプ 2007年05月05日版

操作の流れ

初回起動から初回使用までの、だいたいの操作の流れは下記の通りです。
(それぞれの機能の詳細については、このヘルプ内の各ページをご参照下さい。)

  1. 初回起動時 …データファイルの指定
  2. サイト設定 …必要最低限の設定
  3. RSS・Atomフィードの作成 …フィードを作成
  4. FTPでアップロード …内蔵FTP機能でアップロード
  5. Update Pingを送信 …内蔵Ping送信機能で更新情報を送信

このページでは、上記の1〜3の手順の概要を紹介しています。
詳しい使用方法は、このヘルプ内の各ページをご参照下さい。

初回起動時
1 新規プロジェクト作成ダイアログ <新規プロジェクトの作成ダイアログ>
初回起動時は、自動的に各種設定ファイルの名称などを決定するダイアログが開きます。

いきなり詳しく設定することもできますが、「簡易セットアップ」を選択しておけば、すべて自動的に決定されますので、何も入力することなく設定が完了します。 「簡易セットアップ」をクリックして「次へ」ボタンをクリックし、最後に「完了」ボタンをクリックして下さい。
2 最初のメイン画面 <メインウインドウ>
この時点では、まだ、生成したいRSS・Atomフィードに含めるファイルがどこのフォルダにあるのかが設定されていないので、 ソフトウェアのあるフォルダ内のファイルリストが(更新時刻順に)並んで表示されています。

→ 初回設定について詳しい説明は、「初回起動時・新規プロジェクト作成」へ。

ここまでできたら、次は、「サイト設定」を行います。この作業をしないと、正確なRSS/Atomフィードが生成できませんので、必ず行って下さい。

サイト設定
1 「サイト設定」ボタン 「サイト設定」ボタンをクリックして、ホームページに関する基本情報の登録や、HTMLファイルからの情報の抽出方法を指定します。 この作業を行わないと、適切なRSS・Atomフィードは生成されません。
2 「サイト設定」画面/サイト情報登録 「サイト設定」画面では、最初に「サイト情報登録」タブが選択されています。
ここでは、RSS/Atomを生成する対象のホームページに関する情報を登録します。
  • タイトル : ホームページ名
  • URL : ホームページのURL
  • 概要 : ホームページの紹介文
  • 言語 : ホームページの言語(日本語の場合は jp を選択)
  • 著作権 : 著作権情報
上記の情報は、RSS/Atom内に含められます。これらはすべて必須項目ですので、必ず何か入力して下さい。
3 「サイト設定」画面/作者情報登録 次に、「作者情報登録」タブをクリックして、ホームページの製作者名などを登録します。
名前以外は、省略しても構いません。
  • 名前 : 製作者名
  • メール : 連絡先メールアドレス
  • URL : 連絡先URL
上記の情報は、RSS/Atom内に含められます。含めたくない項目は、空欄にしておいて下さい。なお、名前だけは必須ですので、何か入力して下さい。
4 「サイト設定」画面/ファイル・フォルダ設定 次に、「ファイル・フォルダ設定」タブをクリックして、ローカルやサーバのフォルダや、RSS/Atomの生成先に関する設定を行います。
この設定は非常に重要です。

【対象HTMLの場所】
  • ローカルフォルダ: RSS/Atomを生成したいHTMLファイルが存在するHDD上のフォルダを指定します。
    例: D:\Web\Server
  • サーバURL: 上記のフォルダに対応するサーバ上のURLを指定します。
    例: http://www.nishishi.com/
【出力先】
  • 各RSSフィードやAtomフィードの生成先フォルダとファイル名を指定します。
    上記の「ローカルフォルダ」を指定すると、自動的に決定されますが、他の場所に変更することもできます。
【文字コード】
  • サーバの文字コード: 出力するRSS/Atomファイルの文字コードを指定します。ここでは、SHIFT-JIS か UTF-8 が選択できます。(ここでの設定に関係なく、出力時に文字コードを変更することもできます。)
上記の情報は、RSS/Atom内に含められます。全項目必須です。必ず何か入力して下さい。
特に「サーバURL」は、正しく入力しないと、正しいファイルを指し示すRSS/Atomフィードが生成されませんので注意して下さい。
5 「サイト設定」画面/情報抽出方法の設定 次に、「情報抽出方法の設定」タブをクリックして、HTMLファイルから情報を自動抽出する方法を設定します。
ここでは、
  • ページタイトルの取得先
  • 概要(サマリー)の取得先
  • エントリー内容の取得先
  • ジャンルの取得先
…の4項目を自動的に取得するための設定ができます。
標準設定では、「ページタイトル」は、「title要素( <title>〜</title> )」に記述されている文字列が抽出されるようになっています。 「概要」は、「meta要素のname属性がdescriptionであるcontent属性」に記述されている文字列が抽出されるようになっています。
どの要素(タグ)の情報を抽出するか、自由に設定可能です。
また、要素(タグ)以外の文字列に挟まれた内容を抽出するよう設定することもできます。
6 OKボタン すべての設定が完了したら、「OK」ボタンをクリックします。
すると、メインウインドウに戻り、今設定した内容が反映されます。(指定したフォルダ内にファイルが多い場合、処理に少し時間がかかりますので、そのまま待って下さい。)
5 サイト設定が完了した後のメインウインドウ メインウインドウに戻ると、「サイト設定」で指定した「ローカルフォルダ」内のすべてのファイルの一覧が、更新時刻の新しい順に並べ替えられて表示されます。 (サブフォルダの中に含まれるファイルもすべてリストアップされています。)

以上で、サイト設定は完了です。
最低限の設定は完了していますので、すぐに RSS/Atom フィードを生成することができます。

→ サイト設定について詳しい説明は、「ウェブサイトに関する基本情報を設定する」へ。

RSS/Atomフィードの生成
1 RSS/Atom生成ボタン RSSフィードまたはAtomフィードを生成するには、ツールバー上の「RSS1.0」ボタン・「RSS2.0」ボタン・「Atom0.3」ボタンのいずれかをクリックします。
2 RSS生成中の画面 すると、対象ファイルを読み込んで、自動的に情報を抽出します。

情報抽出処理中は、左図のような画面が出て、進行状況を表示します。 多くの場合、この画面が出るのは一瞬です。

※特に見る必要はありませんが、情報の抽出がうまくいかなかった場合は、後からこの画面を参照することで、問題が発見できるかも知れません。
3 最初のメイン画面 情報の抽出が終わると、抽出結果が表示されます。
グリッドには、「対象ファイルのローカルパス」、「対象ファイルのURL」、「タイトル」、「概要」、「カテゴリ」、「更新日時」が表示されています。 各行をクリックすると、そのファイルから抽出した情報が、右側の「情報」領域に表示されます。
ただしく抽出できているかどうか確認して下さい。

なお、この右側の「情報」領域は、書き換えが可能です。ここで書き換えた内容がRSS/Atomフィードに使用されます。
(ここを書き換えても、オリジナルのHTMLファイルが書き換わることはありません。)
4 生成ボタン ウインドウ下部の「RSS1.0を生成」または「RSS2.0を生成」または「Atom0.3を生成」ボタンをクリックすると、フィードが出力されます。
5 生成完了ダイアログ 生成が完了すると、左図のようなダイアログが出ます。

緑色の下線が引かれている出力ファイル名をクリックすると、生成されたRSS/Atomフィードをブラウザで表示できます。
その他、エディタで開いたりフォルダを開いたりできます。
5 生成したRSSをブラウザで表示させたところ (生成したRSSフィードをブラウザで表示させてみたところ)

以上で、RSS/Atomフィードの出力は完了です。あとは、生成したファイルをサーバにアップロードすれば、RSS/Atomフィードを公開できます。
内蔵のFTP機能を使えば、簡単にRSS/Atomフィードをアップロードすることができます。 詳しくは、「FTP機能を使う」をご参照下さい。

なお、RSS/Atomフィードをサーバに公開したら、RSS/Atomフィードを公開しているという情報を index.html などトップページのHTMLファイルに含めておきましょう。

<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS 1.0" href="http://(RSS1.0のURL)" />
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS 2.0" href="http://(RSS2.0のURL)" />
<link rel="alternate" type="application/atom+xml" title="Atom" href="http://(AtomフィードのURL)" />

…などのように、HTMLファイルのhead要素(<head>〜</head>)に含めておくと、RSSリーダなどのソフトウェアが自動的にRSSファイルを発見できます。

RSS/Atomフィードを更新したことを、各Pingサーバに送信したい場合は、内蔵の Update Ping 送信機能を使えば簡単に行えます。 詳しくは、「Update Ping送信機能を使う」をご参照下さい。

その他の設定
* <対象ファイル数>
エントリ数の指定
<対象ファイル数>

RSS/Atomフィードに含めるファイル数(エントリ数)は、メインウインドウ上部の「収録数」項目で指定できます。
1以上の値であれば、いくらでも指定可能です。

ただし、「出力設定」で、RSSの種類別に「最大エントリ数」の設定が可能なので、その値よりも大きな数値を指定しても、 その最大エントリ数までしか出力されません。
* <対象から一時的に外す>
対象から除外する指定
<対象から一時的に外す>

RSS・Atomフィードに含めたくないファイルがある場合は、その行を選択した状態で、ツールバーの「除外」ボタンをクリックするか、 キーボードから [Ctrl]+[Del]キーを押します。すると、そのファイルは除外されます。
除外を取り消すには、再度同じ操作をします。
* <対象拡張子の指定>
対象拡張子の指定
<対象拡張子の指定>

標準では、すべてのファイルが対象になっていますので、画像ファイルやCGIファイルなどもRSS/Atomフィードに含んでしまいます。 それらを除外したい場合は、対象拡張子を限定して下さい。

メインウインドウ左下にある「表示オプション」領域で、対象にしたい拡張子にチェックを入れると、その拡張子のみが対象になります。 1つもチェックを入れないでおくと、すべてのファイルが対象になります。 望みの拡張子がリストにない場合は、「追加」ボタンで自由に追加できます。

チェックを入れたり外したりしたら、最後に必ず「上記の設定で再描画」ボタンをクリックして下さい。 すると、指定された拡張子に限定してリストが再構築されます。

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「Fumy RSS & Atom Maker」の著作権は、西村文宏(にしし)が所有しています。
このヘルプファイルの文責は、西村文宏(にしし)にあります。
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